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2010年4月20日 (火)

「第35回 舵杯ヨットレース2010」&「8th Kazi Cup Junior Yacht Race」 レポート1

既報、35回舵杯ヨットレース417日~18日の2日間、瀬戸内海の中央部、笠岡諸島白石島(岡山県笠岡市)で開催され、編集者も運営の一人として参加してきました。
笠岡諸島とは高島・白石島・北木島・真鍋島・飛島・六島の6島とのこと。
Img_1793 Img_1790 レースは、クラブハンディキャップ(IRCORCClub26艇、クルーザー・クラス29艇の計55艇が参加。
コースは風向に合わせAB2種が準備され、当日は、白石島北の小高島沖スタート寄島西の第1マーク・ブイ―北木島の東、大島・小島・茂床島回航―――縦島沖フィニッシュのAコース(約24マイル)が選択された。
全般的に風が弱く(第1マーク接近を除き)、茂床島の第2ポイントでのショート・カットとなり、かつ半数の艇がタイムリミットにかかる結果となった。
昨今の異常気象のせいで日中はぽかぽか天気、夜半は底冷えと急激な気温の変化はあったが、ともかく天候に恵まれ、瀬戸内らしさが溢れる美しいロケーションのなかでのレースは大成功を収めたといえる。
17日に開催された開会式およびパーティーは、白砂青松の白石島海水浴場、西の海に黄金色に輝きながら沈んでいく夕日をバックに、島ならではのシチュエーションで盛大に開催された。手作りのご馳走に、コンサーティーナ、ジャズバンド、沖縄三味線の演奏とアトラクションも多彩。(写真/編集者撮影:左フィニッシュ付近、右コンサーティーナ演奏)

誰が決めたか定かではないが日本の夕陽百選」というものがあり、編集者の住まいの近辺にも3か所が指定されてしばしば眺める機会があるので、それならここも当然その一つであろうと帰阪後さっそく調べてみたが、意外なことに笠岡諸島は登録されていない。笠岡市の関係団体で「瀬戸内 笠岡諸島 夕陽フォトコンテスト」を昨年から実施しているようであるが、白石島の夕陽は他の地域に勝るとも劣らない見事で荘厳なものであり、百選に選ばれていないのは不思議かつまことに残念なことである。(情報蒐集の遅れのため?)
瀬戸内 笠岡諸島 夕陽フォトコンテストwebsite:http://www.shimazukuri.gr.jp/photocon/  :http://kasaoka.exblog.jp/tags/%E7%99%BD%E7%9F%B3%E5%B3%B6s/

宿舎のおかみさん曰く「島は人口
650人、こんなとこえ55艇約350人もの外来者が一時に訪れることはまあないわ」。60歳くらいのご主人曰く「島ではわしは若い方じゃ、二人の娘も跡を継がず出ていってしもうた」。
その意味で今回のレースでの島を挙げての歓迎で、まさにてんやわんや。外来者を呼び込み経済的繁栄を望むのか?それとも昔ながらの生活を守りたいのか?島としてのポリシーがはっきりしていないよう感じられた。編集者の好きな喫茶店はなし、煙草の販売機もなし。もう少しインフラを整備してほしいとの外来者としての願いはあるが、はてさてどうしたものか?まずは島の人が意思をはっきりしないことには・・・。
先にVideo(NHK TV)Website
紹介したAmy Chavezさん夫妻のビーチ・バーも訪問、彼女の意見も聴きたかったが、カクテルとビールを飲みすぎ聴き漏らす。

実行委員会を組織された笠岡市、関係団体、および運営に当られた笠岡ヨットクラブ、福山ヨットクラブ、
JSAF西内海布刈フリート、JSAF外洋内海の方々のホスピタリティーの素晴らしさに、各地からの参加者は感謝感激で、瀬戸内海のセーリングシーズンのオープニングディ・イベントを満喫されたものと思う。
ぜひとも来年も当地で実施して欲しいとの声が多くのセーラーから挙がっていたが、これまた当然のことである。
離島での大会は、本土での大会とは格別の違いがある。高速船ではたったの20分(普通船で35分)離れるだけでとりわけ「浮き世を忘れさせてくれる」不思議な気分になるのは、わたしだけではない筈である。

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舵杯・山陽新聞写真記事:
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010041822003880/
ジュニア舵杯・神戸新聞写真記事(4/104/11赤穂市): http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0002861795.shtml

Http__www_sanyo_oni_co_jp_news_s_ne Http__www_kobenp_co_jp_news_seiban_

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西宮から参加した艇の艇長さんからの感想文を紹介しておきます。

行きの回航は雨が降り波も悪く苦労しましたが、夜明けに瀬戸大橋辺りで綺麗な朝日を浴びた時は爽快でした。
帰りはレース終了の2時過ぎに現地を出発、星こそ見えませんでしたが波静かで暖かい回航で、所要時間は14時間で意外と近く感じられました。
ともかく回航も含めとても充実した楽しい週末でした。
白石島ですが笠岡からも近く、阪神間からの参加も困難ではありません、風光明媚な素晴らしいところで今度はゆっくりとクルージングでも訪れたいところです、繋留施設も問題なく今後も舵杯が行われるには適した場所と思いました。
何よりも島の方々のホスピタリティーが素晴らしく感謝感謝でした、本当に有難うございました。
やはりこのような楽しいレースが各地で行われるようになれば、外洋レースの今後は明るいように思えます。

なお、当該イベントの記事は月刊KAZI7月号6/5発売)に掲載予定とのこと。

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