« SPEED AND DISTANCE CHARTS - TARGET TIME 速度/距離/目標時間対比表 | トップページ | 実践ルール講座シリーズ① - 規則10, 11, 12, 13 »

2010年5月 9日 (日)

How big is a Finn sailor? (フィンセーラーはどれくらい大きいか?)

オリンピック・セーリング競技の種目の一つであるFinnをご存知でしょうか?

国際フィン協会(IFA)websiteの初頭には次のようにある。
Http__www_finnclass_org_20100507_3
The FINN dinghy fills the slot for the HEAVYWEIGHT DINGHY in the Olympics.
It was designed in 1949 by Rickard Sarby and was first used at the Olympics in 1952 in Helsinki. It has been used at every Olympic regatta since then.

フィン・ディンギはオリンピックにおけるへヴィウエイト・ディンギとしての位置を占めている。
1949
年にRickard Sarbyによってデザインされ、1952年のヘルシンキ・オリンピックで最初に採用された。それ以来毎回オリンピック大会で使用されている。

さて、日本においては、直近の北京オリンピックをはじめここ数年(回)代表選手を派遣していない現状であることはご承知のとおりです。

JOC
(日本オリンピック委員会)の資料に拠れば、フィンが最初に採用された1952年のヘルシンキ大会(日本が第2次世界大戦後初めて参加した大会)に海徳敬次郎選手(関西学院ヨット部出身)が出場し、以来1960, 1964, 1972, 1976年とほぼ毎回出場を続けていましたが、1988年ソウル大会を最後にすでに20年以上出場実績はありません。編集者が若かった頃には、各所で艇庫に大切に保管されているのを見ることができましたし、セーリングも何度か見る機会がありましたが、ここ数年はその姿を見ることがありません。She is gone nobody knows where.
(海徳敬次郎選手については、http_freett_com_kgsailing_KaitokuKeijiro.pdf」をダウンロード 参照)

How big is a Finn sailor?
(フィンセーラーはどれくらい大きいか?)
と題する記事が最近のSail-World.comに掲載されています。
フィンセーラーの各種統計とその解析、現在のトップセーラーへのインタビュウ、今後の展望と盛り沢山の内容で、改めてフィンの魅力を伝えてくれる興味深い記事である。
Sail-World.com, pdf:「httpwww.sail-world.com_Asia_FINN.pdf」をダウンロード

フィンはまさに男の誇りであり、ロマンであり、究極のセーリング・ディンギであると実感するのは編集者だけでしょうか?(以下抜粋)
--------------------------------------------------------------------------------------------------
How big is a Finn sailor?

Ed Wright (GBR), European Champion 2006, ISAF Sailing World Cup winner 2009: 'Physically, mentally, technically the Finn is the most all round demanding boat of them all. It's for men, not for the weak. It is the only dinghy a man can sail in the Olympics.'

At the end of 2009 the Finn class carried out a survey of its top sailors to accumulate data regarding the weight, height and age when they started sailing the Finn, to try and build a picture of the current fleet and to examine how these factors have changed over the years.

For this statistical analysis the target group was the top 50 ranked Finn sailors in the world, as well as a whole group of new young sailors coming into the class. The results that followed and its analysis make for interesting reading.


Ed Wright (GBR), 2006
ヨーロッパチャンピオン, ISAF Sailing World Cup 2009チャンピオン,ワールドランキング2: ‘肉体的、精神的、技術的に、フィンは、これらすべてにオールラウンドが最も要求される艇である。フィンは、男のためのものであり、弱者のためのものではない。オリンピックにおいて男がセーリングできる唯一のディンギである。

2009
年の終わりにフィンクラスは、トップセーラーの体重、身長およびフィンを始めた年齢に関するデータを集積する調査を実施した、最新のフリートの状況を評価し、これらの要素が数年にわたってどう変化しているかを調べたものである。

この統計的な解析のため、対象としたグループを、このクラスを始めている若いセーラー全体のみならず、世界のトップ
50位のフィンセーラーとした。次の結果とその解析は興味深いものである。

Tomas Vika(CZE): The most important thing is that there is no other Olympic dinghy class for guys like me who weigh more than 85kg. The Finn is called the ‘heavyweight' dinghy, but it's not so simple: If you are more than 180cm tall and you want to work on your physical condition in a gym you will always weigh more than 85kg and that is the reason why Finn has to stay as an Olympic dinghy in future years.

Tomas Vika(CZE):
ワールドランキング29位(ジュニア1位):最も重要なことは、体重が85kgを超える私のような男にとって、オリンピック・ディンギ・クラスは他にはないということである。フィンはへヴィウエイトディンギと呼ばれているが、それほど単純なものではない: もしあなたが180cm以上あり、ジムで肉体的なコンディション作りに取り組むならば、必ず85kg以上の体重となるだろう、フィンが今後ともオリンピック・ディンギとしてあり続けなければならない理由がそこにある。

Height_jpeg_2
Weight_jpeg_2 統計データの
1部;
(身長)
現在:最小=178cm, 最大=200cm, 平均=187.6cm
始めた時:最小=170cm, 最大=200cm, 平均=183.9cm
(体重)
現在:最小=72kg, 最大=106kg, 平均=94.9kg
始めた時:最小=60kg, 最大=100kg, 平均=86.6kg
(始めた時の年齢)
1970-1979
生まれ(40-31歳)の平均=24.7
1980-1987
生まれ(30-23歳)の平均=20.6
1988-1994
生まれ(22-16歳)の平均=17

|

« SPEED AND DISTANCE CHARTS - TARGET TIME 速度/距離/目標時間対比表 | トップページ | 実践ルール講座シリーズ① - 規則10, 11, 12, 13 »

Sailing Events & Topics」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« SPEED AND DISTANCE CHARTS - TARGET TIME 速度/距離/目標時間対比表 | トップページ | 実践ルール講座シリーズ① - 規則10, 11, 12, 13 »