« 2010 Qingdao International Sailing Week - 青海国際帆船周 | トップページ | 読者からの質問と回答 「マーク回航とペナルティー・ターン」 »

2010年8月20日 (金)

青海あれこれ

編集者は今中国・青海(チンタオ)に滞在中です。
8
13日から29日まで当地を中心に開催されているQingdao Sailing Weekの3レガッタの内、キールボートのレガッタである
"Lushang Cup" Qingdao International Regatta 2010"
(魯商杯青海国際レガッタ)と"Mayor's Cup" Shengli Co., Ltd International Regatta 2010"(大連市長杯大連-青海国際レガッタ)の2つのレガッタにジュリーとして参加し、18日から29日の12日間こちらで過ごすことになりました。
編集者にとって中国は初めての訪問地で、今までヨットレースとか観光で多くの国を訪問してきましたが今回の中国には冒頭から大きな驚きを感じています。

『青海あれこれ』ということで、ほんの3日間だけですが、その印象を記しておきます。

1.   インターネットに制約がかけられていること。
ちなみにこのblogで使用しているcocolog-niftyは当地では“一切閲覧できません”。アドレスエラーとなってしまいます。またblogの更新は“文字のみ可能”で、写真等の“イメージ(JPEG, PING) は不可能”です。よってこの記事は、確認できないまま投稿しています。
他の方のcocolog-nifty も試してみましたが同様です。sblo.jpとかexblog.jpは最初にエラーがでますが、どうにか表示ができています、infoseekはだめ、rakutenはイメージの表示ができていません。
政府の圧力による情報統制を身をもって経験するとは夢にも思っていませんでした。

2.   空気の悪いこと。
空は朝から夜までスモッグ。数十年まえの東京の空どころではありません。今日海に出ましたがボートで10分ほど(約2Km)走っただけで、出港したハーバーが霧の中のようにまったく見えなくなり少々心配になりました。急激な高度成長にともない街中には高層ビルが立ち並び、また建設ラッシュ中。陸の上は車だらけ。公害対策の不備。これらの影響でしょう。

3.   気温
最高30度、最低25度とのアナウンスがされているが、まゆつばもの。実態は35度、30度。それにもまして強烈なのは湿度の高さ。ちなみに編集者愛用のラッシュガード(ポリエステル100%)のシャツが、日本では室内で半日あれば乾くのに、当地では2日間もかかりました。
この湿気のため朝夕の着替えは必須、まさに空気と気温と湿度にぐったりの状況。昨日東京から来中された日本チームの女性は今日一日でダウン、ホテルで寝込まれています。熱中症ならぬ熱湿症?

4.   車は左折(右側通行のため)、ユーターンなんでもあり。歩道上駐車はそこらじゅう。警笛は遠慮会釈なし、いわば鳴りっぱなし。基本的には歩行者より車優先(赤信号で止まらない車も珍しくない)。交差点を渡るには命がけ、毎朝渡る左右4車線の横断歩道で人間が渡れる(青信号)の時間を測ったところたったの5秒、老若男女の歩行者はこの暑さの中を走らなければなりません。なおタクシーは近場(1メーター)8元(約120円)、車内は埃まみれ、ドア開閉装置はありません。運転席と座席の間には鉄製のフェンスと空き缶灰皿あり。チップをはずむも「謝謝」の一言もなし、明日からは止めたい気持ちです。

5.   マナー、わかっていたことですが、
①喫煙はところ構わず。禁煙であるはずのホテルの食堂で、朝食時子供ずれの親子の隣の席でプカプカ(その中には中国人セーラーも)、周りの人もホテル従業員のだれも注意しません。大会本部であるオリンピック・センターのメディア・ルーム(女性のみ約20人が仕事中)でも、唯一の男性である若いマネージャーは咥え煙草で絨緞床の上を徘徊(灰は絨緞の上)。タクシーの運ちゃん(敢えてこう呼びますが)は、運転しながら咥え煙草と吸殻投げ捨て。
②話声の大きいこと。食堂では、折角の美味しい料理なのに、うるさくて食べた気がしません。毎回離れた席を探すのに一苦労。ロシアチームはいつも外食、フランスの選手は時間をずらしているようです。今晩はガラスのテーブルに腰掛て、ガラスをばらばらに砕いたグループがあり、流石に追い出されていましたが。
  エレベーターは乗る人が先、よって降りるのには一苦労。それもホテルの従業員まで率先して?します。会話への割り込み、行列への割り込み。割り込みは何でもOKです。ちなみにホテルは3つ星以上ですが・・・。また、エレベーター内でも携帯電話で話し続け、狭い空間での大声は堪えます。
④どこもかしこもごみだらけは言わずもがな。宝石店で宝石を展示しているショーケースの上に従業員が食べ散らしたぶどうの皮が山盛りのままにはびっくり仰天!エメラルドと間違いませんかね?

次回の『青海あれこれ』は、大会を支える若いボランティアーの活躍ぶり(いい話)とレース運営(驚くべき話)について報告したいと思っています。

|

« 2010 Qingdao International Sailing Week - 青海国際帆船周 | トップページ | 読者からの質問と回答 「マーク回航とペナルティー・ターン」 »

Regatta Report」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 2010 Qingdao International Sailing Week - 青海国際帆船周 | トップページ | 読者からの質問と回答 「マーク回航とペナルティー・ターン」 »