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2011年6月20日 (月)

チームレース・シリーズ その3 (Team Racing-Protest & Penalty) - PowerPointプレゼンテーション

チーム・レーシングの抗議とペナルティー」

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さて、チーム・レーシングにおいてチームが早めに確立しなければならないのは、「チームとしてレースの主導権をとる」ことである。


チームがボートスピードだけを頼りにフィニッシュ・ラインを切れるならばチームレースの必要はないかも知れない。
すべての艇がこの戦略だけでレースをしようとするのは未成熟な段階ではよく見かけるシーンであるが、これではチーム・レーシングの本来の精神であるとは思われないし、チームレースの目的・意義、ひいては楽しさを自ら放棄していることになる。


チームが異なった技能レベルを持つチームに対抗し、主導権をとるためには、さまざまな技術と戦略・戦術が必要となる。基本的な部分については、簡単な入門レクチャーを受け、少しの訓練を積むことにより習得することができる。 
更に進歩する段階で身につけていくのが、スタート前からレースを支配するために積極的に攻撃することから始まり、各レグまたマーク回航時において相手艇をコントロールする、チームレース特有のテクニックである。
これらテクニックについては次回に解説したい。
 

もう一つの戦術として、必ずしもチーム・レーシングの精神ではないかも知れないが、相手艇をコントロールし、結果として相手艇を規則違反をせざるを得ないシチュエーションに追い込むことがある。抗議をすることにより相手にペナルティーを課しアドバンテージを得る戦術である。

今回は、フリートレースとはかなり異なる『チームレースの抗議手順』を解説した「PowerPoint」および「付則D2 抗議とペナルティーの抜粋」を紹介する。
あわせて「チームレース全体の流れ」も知ることができるであろう。
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Optimist Team Racing (Power Point):
(日本語)「optiteamrace_20092012_japanese_ver.1.ppt」をダウンロード
(English Version):「optiteamrace_20092012_english_ver.2.ppt」をダウンロード

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セーリング競技規則 付則Dチーム・レース規則
Apx_d_jpeg D2
抗議とペナルティー(抜粋)
D2.1(a)
 艇は、相手艇の第2章の規則、規則31(マークとの接触)、規則42(推進方法)および規則44(回転ペナルティー)に抗議できる。
ただし、第2章の抗議は、自らがそのインシデントに関与したか、相手チームのメンバー同士の接触を伴うインシデントに限る
D2.1(b) 抗議しようとする艇は、ただちに相手艇に声をかけプロテスト、すみやかに「赤色旗」を掲げなければならない。
D2.1(c) 規則に違反したかもしれない艇は、「1回転のペナルティーのみ」でよい。
フィニッシュ・ラインで、またはフィニッシュ・ラインを過ぎて起きた場合は、ペナルティーをし、もういちどフィニッシュしなおさなければならない。
<相手艇がペナルティーをした場合、赤色旗は降ろさなければならない。>
<赤色旗を掲げたが、自分に過失があった場合、赤色旗を降ろし、自分が1回転のペナルティーをし、相手艇に声を(アイ・ペナルティーと)かけなければならない。>
D2.2(a)
 抗議された艇が、1回転のペナルティーをしない場合、抗議する艇は、「黄色旗」を掲げ、「アンパイア」と声をかけることにより判定を求めることができる。
(注) D2.3 シングルフラッグ(単一旗)制の場合は、この項は不要
D2.2(b)
 アンパイアは、つぎの判定をする。
 
(1) 緑色旗または緑色と白色の旗は、「ペナルティーなし」。
 
(2) 赤色旗は、「ペナルティーあり」。違反した艇に笛、声(セール番号とかジャパンとか)がかかる。
<黄色旗(または赤色旗)は降ろさなければならない。>
D2.2(c) アンパイアの判定によってペナルティーを課せられた艇は、「2回転のペナルティー」をしなければならない。
D2.2(d) アンパイアは、規則31(マークとの接触)、規則42(推進方法)および規則44(回転ペナルティー)などの違反をした場合、他の艇から抗議がない場合でも、「赤色旗」を掲げ、1回以上の回転ペナルティー(2回転ペナルティーもある)をさせることがある。
(その場合は、アンパイアは、1回転の場合はワンターン、2回転の場合はツーターンズの声をかけるので、1回転か、2回転のペナルティーをしなければならない。)
D2.2(d) アンパイアは、無謀な帆走、規則14(艇の接触)、28.1(コースの帆走)またはアンパイアの指示に従わないなど、の違反をした場合、「黒色旗」を掲げることがある。(その場合は、ただちにレース・アリアから離れなければならない。)
RRS Apendix D2 抜粋 pdf:「rrs_apx_d_20092012.pdf」をダウンロード

関連記事:2011-06-19「チームレース・シリーズ その1,その2」

http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-bdb0.html
http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/22-2451.html

TBC.....

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