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2011年8月24日 (水)

第1回テクノ293 U17&U15全日本選手権 レポート - Techno293 Japan National Junior/Youth Champs

Cocacola_jpeg_3 Coca-Cola Central Japan Cup 2011と銘打った「第1 回テクノ293 U17&U15全日本選手権」820日21日、静岡県御前崎市のマリンパーク御前崎を会場に開催され、競技委員(RO, ジャッジ)として参加した。
テクノ293クラス(Techno293)は、20108月シンガポールで開催された第1YOGYouth Olympic Games)のセーリング競技(2種目)にバイトCクラス(シングルハンド艇)とともに選択されたワンデザイン・ウインドサーフィンである(フランスBIC社製)。

結論的には今回の全日本選手権は大成功であったと言える。その最たる要因は本年で6回を迎える「ジュニアユース選手権」を主催してきた日本ウインドサーフィン連盟の牽引力である。また今大会は御前崎市を初め地元関係団体挙げての物心両面からの強力なバックアップがあり、開会式およびウエルカム・パーティーには多くの来賓が参加されていた。併せてメインスポンサーを初めとする多くの地元企業の協賛があったことも記しておかなければならない。まさに行政、市民、企業、選手、セーリングファンが一体となった記念すべき一大イベントであった。

関連記事:2010-07-08 「第6回ジュニアユースウインドサーフィン選手権/1回テクノ293 U17&U15全日本選手権」 http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/61293-u17u15-14.html

レース会場 (Venue)   
レース会場は御前崎市マリンパーク御前崎内にあるウインドサーフィン、ボディーボード専用のビーチ。砂浜の正面には遠州灘、太平洋が開け、右手には海水浴場と巨大な風力発電用の風車が設置されたパーク施設がある。背面には小高い丘がありそこからはレース海面が一望でき、まさに風光とレース観戦を同時に楽しむことのできる類い希な美しいシチュエーションである。
このため会場には多くの一般市民、アマチュアカメラマンが詰め掛け、ウインドサーフィン特有のアナウンサーによるレース実況と相まって、選手、観客が一体となった盛大なイベントとなった。
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レース状況
  (Conditions)  
1日目: 開会式のあと、この大会が第1回テクノ293 Under17Under15全日本選手権と第6回ジュニアユースウインドサーフィン選手権が併催され、2海面を使用してレースをすることから、レース委員会による入念なスキッパーズ・ミーティングが実施された。
1030に予定されたレースは風の振れもあり延期され、先に両選手権にダブル・エントリーした選手を対象としたウインドサーフィン選手権の「スラロームレース」が実施された。
風が上がった(風向50°)午後になり第1レースがスタートした。全日本種目であるU17,U15ディビジョンは全艇がフィニッシュしたが、オープン種目であるアップウインドディビジョンでDNFが多発したため、1日目は1レースのみで終了した。
2海面を使用し、かつダブル・エントリーもある複雑な大会を的確にコントロールしたレース委員会および地元補助員の手腕は見事としか言いようがない。

2日目: 1日目と異なり朝方から順風となり、レース委員会は帆走指示書どおりに行動、バックツーバックで2レースを実施。(風速3m、風向80°)。一旦陸への帰着後、両選手権にダブル・エントリーした選手を対象に、「スラロームレース」が実施された。

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日間5レースを予定したが、3レースしか完了できなかったのは残念であった。
テクノ293がオリンピック種目であるRS:Xに繫がるワンデザインクラスとして注目され、2010年からは学連公式クラスとして採用され、今後の主力クラスとして成長が期待される中での第1回のジュニアユース全日本選手権としては少々物足りないレース数であった。
その理由の一つには、第6回のジュニアユースウインドサーフィン選手権と併催され、かつダブルエントリーの選手が多数あったことがあるが、本年度は第1回ということもあり、致し方のないところであろう。次回の運営の反省材料として前向きにとらえていきたい。
ともかく選手の意向を汲み、出来るだけ多くのレースをしたいという心持をおもんばかったレース委員会の対応とその熱意には頭の下がる想いであり、参加者として謝意を表したい。
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レース結果 (Racing)
参加艇数: 20艇(関東、関西、中国水域から)、併催のジュニアユースは45
シリーズ: 2日間5レースを予定し、3レースを完了。
コース: 風上/風下4レグコース。
レース方式: Under17Under15は同一コース、オープンディビジョンは距離半分のコースで、同時スタートとし、成績はディビジョンごとに算出する方式を採用。
特筆すべきは、U15ディビジョンで優勝した池田健星選手、全レース1位の完全優勝を飾った。

ウエルカム・パーティー (Welcome party)

初日の夜、「マリンパーク御前崎」のセンター広場において、ウエルカム・パーティーが実施された(超満席)。選手は元より、運営スタッフ、ジュニアエベントらしく多くの父兄、地元のボランティアーが一堂に会し、時に雨に降られるあいにくの天気ではあったが、和気あいあいの内に催された。
パーティーのハイライトはなんと言っても地元サーファー・チーム諸嬢が演じた2つのパーフォーマンス AKB48? Kara?と、ボランチティアーの女性チームで構成されたフラダンス・ショーであった。女性パワーに圧倒されるのはいつものことである。演技は勿論のこと衣裳までも素人の域を超えたもので、この大会に備え入念に練習を積んだことがありありで、その取り組み姿勢は多くの参加者に感動を与えるものであった。これらダンスはまさに市民レガッタを象徴するものである。
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レース成績 (Results)
テクノ293(参加艇数20: 「http_wf-j.org_race_2011_result_cjcup2011_tecno293.pdf」をダウンロード
ジュニアユースウインドサーフィン選手権(参加艇数45:「http_wf-j.org_race_2011_result_cjcup2011.pdf」をダウンロード
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総括 (Summary)  
テクノ293クラス自体の浸透不足また日程調整のハンディキャップがあり、参加選手数が予測を下回ったのは少々残念ではあるが、それを補って余りある盛大な日本選手権大会であった。
日本セーリング連盟からは河野博文会長(WFJ顧問も兼務)、日本ウインドサーフィン連盟会長(佐藤孝氏)、理事長(石原智央氏)、競技委員長(宮崎景氏)、JSAFオリンピック特別委員(宮野幹弘氏)と総スタッフが駆けつけ、地元の多くのサーファーとボランティアーが全面的な運営に当たる日本選手権にふさわしい権威ある大会となった。
日本セーリング連盟がオリンピック・ウインドサーフィン競技の育成・強化を進めているなかで、テクノ293クラスの発展とジュニアユース選手の成長を願って止まない。
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ジュ
ニアユースウインドサーフィン選手権 (Youth/Junior Windsurfing Championship)
同時開催の『ジュニアユースウインドサーフィン選手権』は、小学生低学年 男子・女子(1年生~2年生) セイルサイズ5.0 以下 小学生中学年 男子・女子(3年生~4年生) セイルサイズ5.0 以下 小学生高学年 男子・女子(5年生~6年生) セイルサイズ6.0 以下 中学生 男子・女子 セイルサイズ8.0 以下のディビジョンに分け、コースは海岸真近に設定された「スラロームコース」で実施された。
なお、全種目の入賞者に授与された「プレート」はサーフィンらしい木製のユニークなものであったことを申し添えておきたい。
annoyThanks Coca-Cola!

レガッタレポート(Report) 「2011_293u17u15_junior_all_japan.pdf」をダウンロード

*大会ボランティアー(スポンサー)植田浩行さんのBlog:http://haiden-net.seesaa.net/article/222610241.html

日本ウインドサーフィン連盟 (Japan Windsurfing Federation) Web: www.wf-j.org

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