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2012年5月12日 (土)

読者からの質問と回答 「一たびオリンピックでウインドサーフィンが外されてしまったら、復活はあり得るのか?」

07_swc_rsxm_start_360_2読者からの質問;
本日友人のウインドサーファーから
> 一たびオリンピックから
ウインドサーフィンが外されてしまったら、復活はあり得るのか?
の質問が寄せられました。


編集者による回答;
極めてお答えしにくい質問ですが、編集者なりの勝手な回答を下記しておきます。
2012-05-09の当blogに、『2016年のRioオリンピックのセーリング種目からウインドサーフィンRS:X(男女)が外され、カイトボーディング(男女)が新種目として採択された』記事を掲載しました。
世界中のウインドサーファーおよびその関係者にとっては、神経を逆なでされ、心を痛ませ、愕然となる決定でしょう。
RS:Xクラス協会からのemail(クラス協会ウエブにも掲載)によると、RS:Xひいては「ウインドサーフィンの復活」を目指し、次のような活動を続けていくとのことです。
1. 一体感を持ち、私たちのすべての長所をまとめ支持を得ていく
2. 支持者の会を組織する
3. ウインドサーフィンのすべての地域を引き込むウインドサーフィン・キャンペーン投票チームを創設する。
4. 多層の戦略および行動計画を作成する。
5. ロビー活動、ロビー活動、ロビー活動
6. 明瞭な戦略をもってISAF 11月ミーティングにロビー・チームを送る。


Olympic_classes_engオリンピックにおけるウインドサーフィン種目の採用は比較的新しく
1984年にWindgliderが採用されたのが最初である。その後、艇種は1984Windglider 1988Division II1992Lechner1996,2000,2004 Mistral2008,2012 RS:Xと変更されながらも8回連続し、他のセーリング種目と比べても決して遜色のない歴史を誇っている。ちなみに、現在(2012年ロンドンオリンピック)の種目であるレーザー(1996年)、49er2000年)、レーザーラジアル(2008年)等はそれ以降の種目である。

回答を下記します。
1. 今回の決定を含めオリンピックの艇種はISAF Council (評議会)の専権事項である。
故に次がどのようになるかは、誰も知る由もない。


2.
今回のカイトボーディングの新採用に関し、ISAF President Göran Petersson氏は次のように発言している。
"These announcements mark a new era for sailing and we welcome the new classes into the ISAF family.” "Kiteboarding has proven to us that it is ready to be included into the list of prestigious ISAF Events and it is a fantastic addition to the sailing programme for the 2016 Olympic Games."
<“これらの公表はセーリングの新しい時代を印すものであり、新しいクラスがISAFファミリーに入ることを歓迎する。 カイトボーディングは、名声あるISAFエベントのリストに招聘される準備ができており、2016年オリンピックゲームのセーリングプログラムへの素晴らしい追加種目となることを、証明している。”>
立場上の外交辞令であろうが、カイトボーディングへの肩入れはただものではない。

3. ISAF Council
 とかISAF President といっても雲の果ての話である、ここで唯一できることは過去の歴史を調べること位であろう。
別表は1900年に始まったオリンピック・セーリング競技の種目一覧である。
これをみる限りは「復活というのは(特に近年)極めて希有である」ことが分かる。


4. しかしながら、既報2012-05-12 ”Keep Windsurfing Olympic" http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/keep-windsurfin.htmlで紹介した記事中のISAF:Keeping Windsurfing as Olympic disciplineには、

Its not too late, if it comes to that, a 2 third majority at the ISAF annual meeting  in november can overrule this decision - keep signing and get our opinion heard.
<いまからでも遅くない、11月(2012年)開催のISAF年次総会で2/3の多数決をとるなら、この決定をくつがえすことができる-署名活動を続け、我々の意見に耳を傾けてほしい>
とあり、
RS:X協会をはじめウインドサーフィン関係者は“復活“に懸けてのキャンペーンを開始しています。

最後の逆転は過去にも幾度かの例があり、秋までに何が起こるかは予断できない。

以上回答になっていないかも知れませんが、現時点での編集者の感想です。

オリンピックでウインドサーフィンが続くことを支持する場合は、下記で投票することができます。
"Keep Windsurfin Olympic" 
http://www.change.org/petitions/isaf-keep-windsurfing-as-olympic-discipline
ウインドサーフィンの肩を持つわけではないが、それにしても『カイトボーディングのカイトはセールなんでしょうかね、スピネーカーセールのようにも見えますが』。
尚、編集者が住まいする大阪湾南部地域はカイトボーディングの“メッカ”です。真冬の海でも大勢のカイトボーダーを見ることができます。
TBC..........

ISAF Olympic: http://www.sailing.org/olympics/london2012/home.php
WikipediA(Sailing at the Summer Olympics):http://en.wikipedia.org/wiki/Sailing_at_the_Summer_Olympics
* Olympic Classes (English):「olympic_classes_eng.jpg」をダウンロード
* Olympic Classes (日本語):「olympic_classes_jpn.jpg」をダウンロード

関連記事:2012-05-12 「Keep Windsurfing Olympic」http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/keep-windsurfin.html

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