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2012年10月 2日 (火)

島精機カップ2012 (SHIMA SEIKI CUP)

Kishu_seto_no_umi 島精機カップの由来
セーリングの秋来たるらし・・・、関西水域キールボート・シリーズもいよいよ終盤を迎え、秋の恒例レガッタである『島精機カップ
SHIMA SEIKI CUP』が113-4日の2日間、和歌山セーリングセンターで開催される。
島精機カップは本年で10回を数え、記念大会(The 10th Aniversary)として一段と盛大な大会となるとの噂で持ち切りである・・・。

さてここではそもそもの島精機カップ発足の由来をお伝えしたい。
従前より観光貧国と云われている日本で、2003年小泉内閣が歴代内閣として初めて「観光立国」宣言を出し、外国人旅行者の訪日を増大すべく『ビジット・ジャパン・キャンペーン』の積極的な取り組みを進めることになった。
その一環として「紀州の海や瀬戸内海の島々」に焦点を合わせ、その魅力の語り手として2003年の夏に招いたのが、当時アメリカスカップ三連覇の偉業を成し遂げた世界的なプロセーラーであるラッセル・クーツ*である。彼に瀬戸内の海をクルージングしていただき彼の見た日本と瀬戸内海を語ってもらう企画となった。
その出発地となった和歌山市において、来訪を記念して開催されたレガッタが第1回目の「島精機カップ」である。

1080840_img_2 レガッタ後、和歌山マリーナシティーを起点に新西宮ヨットハーバーを終着点とする瀬戸内海を巡る10日余りのクルージング<寄港地:鳴門亀浦港、高松港、粟島、大島・宮窪沖能島、大三島・宮浦港、松山港、宮島、広島観音マリーナ、尾道港、鞆の浦、牛窓ヨットハーバー>の中で、彼が感じた印象を綴った冊子が『ラッセル・クーツが見た紀州・瀬戸の海』として発刊された。
同行した海洋写真家・添畑薫氏の詩情豊かな写真と相俟って、クーツ氏の紀行記だけに留まらず、
瀬戸内海の自然、人々と生活、歴史、未来への可能性を語る風物誌ともなっている。
本書の文末にある「ラッセル・クーツからのメッセージ・航海を終えて」には、〝もっともっとたくさんの人が瀬戸内海を訪れ、その素晴らしい魅力に実際に触れて欲しいと思います。そして日本だけでなく、地球という天体にとっての宝物として、瀬戸内海がこれからも今以上に美しい環境であり続けられるように、我々の世代から次の世代へ、そしてさらにまた次の世代へ、未来へ向けてこの海が守られていくことを願ってやみません〝とあり、「また必ず、いつの日か、この海に戻ってこよう・・・・・」と結ばれている。
   <*ラッセル・クーツ: ニュージーランド生まれ、フィンクラスで1984年オリンピック・ゴールドメダリスト、1995年のアメリカスカップではじめてニュージーランドにカップをもたらし、2000年大会でカップを防衛、さらに2003年にはスイスのアリンギ・チームに移籍し再びカップを獲得、2010年とあわせ4度のアメリカスカップを獲得、世界最高峰に位置するセイラー>

どりむ社刊「ラッセル・クーツが見た紀州・瀬戸の海」(ラッセル・クーツと紀州・瀬戸内海の旅編集委員会著 写真 添畑薫 2004年7月初版)は定価¥1.575で入手できる。瀬戸内海のクルージングにはもとより、瀬戸内の旅とグルメのガイドブックとしても講読をお薦めしたい。
      (右写真は2003年7月31日・新西宮ヨットハーバーでのお別れパーティーで編集者撮影)
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Shimaseiki_2012_poster10SHIMA SEIKI CUP
同時開催 2012
秋の関西ミドルボート選手権大会
(2012.11.03-04)

SHIMA SEIKI CUP」大会組織
共同主催:JSAF加盟団体外洋内海、和歌山県セーリング連盟
運 営:NPO法人和歌山セーリングクラブ、SHIMA SEIKI CUP実行委員会、JSAF加盟団体外洋内海、和歌山県セーリング連盟、和歌山オーシャンヨットクラブ
協 力:和歌山マリーナシティヨット倶楽部、和歌山マリーナ
後 援:(予定) 和歌山県、和歌山県教育委員会、社団法人和歌山県体育協会、和歌山市、和歌山市教育委員会、和歌山市体育協会
特別協賛:株式会社島精機製作所

SHIMA SEIKI CUP」大会主要役員
大会会長:島 正博(島精機製作所代表取締役社長)
大会実行委員会会長:山下大輔(和歌山県セーリング連盟会長)

大会レース日程
IRC部門
期間中4レースを予定する。
2011_shimaseiki_a_001 113()  艇長会議 8:45
         第1レース(和歌浦湾内)予告信号10:25 第2レース(和歌浦湾内) 第3レース(和歌浦湾内)
114()  第4レース(白崎レース・往復)予告信号8:55
和歌浦セーリングフェスティバル部門
114()  艇長会議 7:50
         和歌浦湾および周辺海域 最初のクラスの予告信号9:10
         
2レースを予定
公式パーティ・表彰式
ウエルカムパーティ
113()18:00~ 会場:和歌山マリーナシティ・ロイヤルパインズホテル(2 宴会場)
表彰式
114()17:00~ 会場:和歌山マリーナシティヨット倶楽部(2 レセプションホール)
大会事務局、レース本部 
和歌山セーリングセンター内「SHIMA SEIKI CUP大会事務局」
641-0014 和歌山県和歌山市毛見1514 TEL. 073-448-0251 FAX.073-494-3252
E-MAIL shimaseiki@wakayama-sailing.org ポスター・写真 http://www.wakayama-sailing.org/

レース公示pdf:「2012SHIMA-SEIKI-CUP-NOR.pdf」をダウンロード

関連記事:2012-02-282012春の関西ミドルボート選手権のご案内」http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/2012-7308.html
2011-10-17
「島精機カップ2011 (SHIMA SEIKI CUP) http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/shima-seiki-cup.html

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