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2018年9月11日 (火)

Umpire's Decision

1_eeb94073d1243c98539742e4e7a8c905大坂なおみに同情 全米決勝でのセリーナの怒りをメディアはどう伝えたのか?
NewSphere, Sep 10 2018

記事要旨)
スーパースター、セリーナのプライド 審判の判定に噛みつく
大会に泥を塗った? セリーナの癇癪に批判
ルールも問題? それでもセリーナの態度は許されない 

(セーリング競技規則 RRS41
RRS41 外部の援助 : Outside Help
艇は、以下を除き、外部からの援助を受けてはならない。
(a) 病気または負傷しているか、または危険な状態にある乗員に対する援助。
(b) 衝突後、離れるために相手の船舶の乗員から受ける援助。
(c) すべての艇が自由に得られる情報形態としての援助。
(d) 同じレースに参加している他艇など、利害のない情報源からの、求めてもいないのに与えられた情報。

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6_418c239696143a90ca217cf5323b324f(記事全文)

 全米オープンテニスの女子シングルス決勝で、大坂なおみがセリーナ・ウィリアムズに勝利し、日本人史上初のグランドスラム優勝を成し遂げた。しかし試合自体は、審判の判定に不満を爆発させたセリーナが激しく抗議するシーンが何度も続き、後味の悪いものとなった。セリーナを支持する観客のブーイングは表彰式でも響き渡り、新女王の喜びの瞬間を台無しにしてしまったとメディアは報じている。

スーパースター、セリーナのプライド 審判の判定に噛みつく
 決勝戦に水を差したのは、セリーナとカルロス・ラモス主審のやり取りだ。ラモス主審は、スタンドにいたコーチのパトリック・ムラトグルー氏の手の動きを、禁止されたコーチングと判断し、セリーナに注意を与えた。これに対しセリーナは、「勝つために不正をするなんて絶対にない。負けた方がまし」と猛抗議した。その後怒りの収まらないセリーナはラケットを叩き壊したり主審に罵声を浴びせたりし、大きなペナルティを受けた。結局20歳の大坂にストレート負けを喫した。

 表彰式では、主審や主催者への不満から観衆のブーイングが鳴り響き、大坂はそれを避けるかのように被っていたサンバイザーを引き下ろした。落ち着きを取り戻したセリーナはブーイングを止めるよう観衆に呼びかけ、大坂の勝利を讃えた。大坂は、「みんながセリーナを応援していたのは知っています。こんな終わり方になってすみません」と涙を拭きながら言い、ファンに「試合を見てくれてありがとう」と小さくお辞儀をした。

7_ea28c0d335e90721519c20af8163cd90大会に泥を塗った? セリーナの癇癪に批判
 異例の展開となった決勝戦をメディアは大きく取り上げている。

 USAトゥデイ紙は、セリーナの癇癪は、これまでの名声を傷つけ、タイトルを逃すことにつながり、何よりもひどいことに、勝者大坂からスポットライトを奪ってしまったと述べる。表彰式ではセリーナは立ち直り大人の対応を見せたものの、すでに時遅しだったとし、どんな理由があったとしても、あのような態度は取るべきではなかったとしている。

 オーストラリアのニュースサイト『news.com.au』は、後味の悪い大会になったのは、すべてセリーナのせいだと批判する。審判に暴言を浴びせ、謝罪まで要求しており、彼女は自分が審判の判定を覆せる力があると思っていたのではないかいう、テニス・ジャーナリストのベン・ローゼンバーグ氏のコメントを紹介した。そしてこの騒動でもっとも悲しかったのは、表彰式で泣きながら頭を下げた大坂の姿だったとし、彼女の偉業には、常にこのエピソードが付いて回るだろうとした。

ルールも問題? それでもセリーナの態度は許されない
 一方BBCは、審判、セリーナどちらの側にも一理あるとする、BBCテニスプレゼンターのスー・ベーカー氏の意見を紹介している。ラモス審判がルールに従ったことは正しいが、実は審判によって判断は異なると述べる。セリーナは審判に暴言を吐く男性プレーヤーに罰が与えられないとし、今回の事件は男女差別の一例だと抗議した。ベーカー氏は、確かにダブルスタンダードやルールが当てはめにくい点があるとし、ルール自体の見直しが必要だと述べている。

4_14ca0188d217a2b827440ba4445c394_2 さらにベーカー氏は、グランドスラム大会以外は、コートチェンジの際にコーチが選手と話すことが認められていることにも言及。個人的には反対だが、もし試合中のコーチングが原因で騒動になるのであれば、グレーゾーンを失くすためにも、コーチングを認めてはどうかと述べている。

 『スレート誌』も、コーチングに対するルールが明確でないことを問題視する。試合後にムラトグルー氏は、セリーナにサインを送ろうと試みたことを認めたが、実際のところほとんどのコーチがやっていると述べている。同誌は不明瞭なルールをありがちなケースに厳格に適応したラモス審判にも問題があると見るが、セリーナ自身が、最初の注意を受け入れたうえで試合を続け、注意を個人攻撃と受け止めなければこんな事件にはならなかったとも述べている。
 
 セリーナはアスリートのお手本となる偉大な選手であり、これまでも人種差別を受けても実力でトロフィーを積み上げることで、大坂のような有色人種の女性たちの希望の星となってきた。そんな彼女が女性の権利や平等を主張することは100%正しいとスレート誌は述べる。しかし、たとえラモス審判が間違っていたとしても、今回のセリーナの行動が正しかったとは言えないとし、両者とも責められるべきだとしている。
Newsphere_jp_3https://newsphere.jp/culture/20180910-3/ 


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