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2020年4月22日 (水)

Amigo: Mr. Matias Capizzano - Sailing photographer

Emailsailingscuttlebutt20200417_20200423145701 Time flies like an arrow(光陰矢のごとし)

Scuttlebutt Sailig News の今週号(Friday, April 17, 2020 - Issue 5551)の巻頭を飾るのはセーリング写真家である Matias Capizzano さんの大写しである。
シンプルな記事内容が添えられている。
While sailing has a lot of great photographers, not as many can capture the action and energy of dinghy racing like Argentinian Matias Capizzano. Click above for an education** on how he does it. 
(セーリングには有名なカメラマンが多くいるけれど、アルゼンチン人である Matias Capizzano のようにディンギーレースのアクションとエネルギーをうまく表現できる写真家はそれ程多くはない。下記Interview参照

彼のウエブ http://www.capizzano.com , https://capizzano.photoshelter.com/aboutには自己紹介がある。
Born in Mar del Plata, Argentina, 1973.
Started sailing at 7 years old in the Optimist Class and then Laser and J24. Participated in many J worlds, a Pan-American Game and several International Match Race regattas. An industrial designer by profession, my passion for sailing and photography drove me to capture through photography the spectacle of sailing in all its forms.
Since 1998 I have covered sailing regattas around the world from Optimist to the Olympic Games London 2012 and Rio 2016.

(1973年アルゼンチンのマル・デル・プラタ生まれ。セーリングを始めたのは7歳でオプティミスト級から、その後はレーザーおよびJ24と続ける。Jワールド数回、汎アメリカン・ゲーム、数度の国際マッチレース・レガッタに参戦。職業としての工業デザイナー、セーリングに対する情熱と写真が、私をセーリングの壮観さを通じて写真撮影に狩り立てた。1998年以降、オプティミスト級からオリンピック大会・ロンドン2012、リオ2016まで世界中のセーリング・レガッタを取材してきた。)

COPY:ダウンロード - email.sailingscuttlebutt20200417.jpg
**Interview with the photographer: Matias Capizzano:

ダウンロード - interviewwiththephotographer_matiascapizzanosnipetoday.jpg 

ダウンロード - interviewwiththephotographer_matiascapizzanosnipetoday.pdf

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47arg4677mapfreyorkm01 47arg4677mapfreyorkd107 そもそも本題を取り上げるきっかけになったのは、前述のScuttlebutt Sailig News (Friday, April 17, 2020 - Issue 5551)である。
Scuttlebutt Sailig News については、先般 Chris Simon 氏投稿の『Rules Guru: Gaining right-of-way 』と題する記事を紹介した。
氏は英国の著名なジャッジであり、
2003年5月にハンガリー・バラトン湖で開催されたレガッタでお世話になり、その折の逸話を紹介した記事である。
 2020-02-03「判例集#2 - RRS15」http://ventoorientale.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-86d409.html

そして今回は Matias Capizzano さんの記事である。
そもそも、彼に初めて会ったのは、2001年7月である。奇しくも、17年振りのChrisさんと19年前のMatiasさんの噂を、20年近くも経て聞こうとは・・・・まさに、Time flies like an arrow ! 。まずは両氏のご健在を喜びたい。
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はてさて前置きはこれまでにして、本題に入らなければならない。
彼とは、2001年と2013年の2度の出会いがある。

Judgesregattareportform 47arg4677mapfreyork ◆エピソード1:J24 World Championship 2001での出会い

彼は、2001年7月20日-27日、西宮で開催された世界選手権に、アルゼンチン・チームMAPFRE YORK(ARG4677)の一員として参加。最終日の最終レースまで優勝を争い惜しくも2位となった。優勝は日本のSLEDであった。
編集者は、当大会で実行委員を仰せつかり、またレースではJURYメンバーを務めたが、5日間9レース、真夏の死闘を繰り広げた中で一番の記憶に残るのは「プロテスト審問の多さ」であった。添付のレガッタ・レポートに残る、連日の「午前様」が証明している。(Sitting Time参照)。UKから参加のジュリーが "It is crazy!” と何度かボヤクのを耳にした。編集者はその前年USA, Newportの大会でもジュリーを務めたため、抗議の多さには驚かなかったが、UKのジュリーにとっては、日本独特の蒸し暑さと相俟ってさぞかしのストレスだったに違いない。まさに真夏の夜の悪夢であった。
幸いなことに、ARG4677チームとはプロテスト・ルームで会った記憶はない。よってMatias とは事前計測日、ウエルカムパーティーで挨拶を交わした程度の印象しか残っていない。

(写真1:ARG4677 クルー裸姿、写真2: Matias 右から3番目、写真3:Matias 右から4番目、写真4:レガッタ・レポート )

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Garda097 ◆エピソード2:O'pen BIC World 2013 での再会

編集者は、2013年8月2日-5日、イタリア・ガルダで開催されたO'pen BIC World Cupに、日本選手団の一員として参加。彼は、大会オフィシャル・カメラマンを務めていた。
彼が大半の時間を水上で費やしていたのに反し、編集者は役割上陸上勤務(通称オカキン)であったため、親しく会話する時間はなかった。唯一、彼が陸上で「ドローン」を操作しているときほんの少し言葉を交わしただけだった。今では定番となったドローンも、7年前にはそれはそれは珍しく、思わずシャッターを押した写真の中に彼の姿がある。

 VIDEO: O'pen BIC - World O'pen Cup 2013 Italy
https://youtu.be/ef4-sJ9RoDA
<iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/ef4-sJ9RoDA" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>

Garda109 話の第二弾。
このようにガルダでの出会いは些細なものであったが、その翌年になって彼から突然下記のメイルが送られてきたのは驚きであった。どのようにしてこちらのメイル・アドレスを入手されたのか敢えて尋ねなかった。
メイル内容は、彼が撮影した日本選手達の写真の提供に関する件であり、この件はうまく運んだ。世界的なフォトグラファーの写真を沢山入手した日本セーラーにはいい記念となったに違いない。

Date: Thu, 12 Jun 2014 15:53:14 -0300
Subject: Photos Open Bic Worlds 2013
From: Matias Capizzano <capizzanophoto@gmail.com>
 To: senyamaoka@hotmail.com
Dear Friend
My name is Matias Capizzano. I was the photographer at the Open Bic Worlds 2013 in Riva del Garda.
if you are interested to see the thumbnails of the JPN team, let me know.
Matias Sorry for all this time....
Here you can see my work at the event
http://issuu.com/mcapizzano/docs/2013openbicworlds
Regards Matias Capizzano
capizzanophoto@gmail.com http://www.capizzano.com
https://www.facebook.com/capizzanophotography
--
長い話で恐縮だが、いよいよハイライトである。
写真提供に関する往信のなかで、彼が長くJ24のレガッタに関わっていることを知ったことである(下記)。ここには、二人はJ24のレガッタで出会ったことがあり、2001年のJapanでは2位に、また2000年のUSA, Newportにも参加した、とある。
20年もの前、影の薄かったであろう編集者を、よくも覚えていただいていた、驚くと共にありがたいの一言である。

Date: Fri, 13 Jun 2014 11:15:20 -0300
Subject: Re: Photos Open Bic Worlds 2013
From: Matias Capizzano <capizzanophoto@gmail.com>
To: SEN YAMAOKA <senyamaoka@hotmail.com>
X2018061418iormc_11785_jpg_pagespeed_ic_ Dear Sen Thanks for you kind answer.
I think I meet you in J24.
I was part of the Argentine Team Skipper, Juan Grimaldi) we finish 2nd in Japan Worlds 2001 in Nishinomia. I sailed in the worlds of Buenos Aires 97 (4th), San Francisco 98 (7th) Geneve 99 (4th) Newport 2000, Japan 2001 (2nd) and MEX... 2005 (10th)
I will come back to you with photo samples.
Regards Matias

この話もやっとフィナーレとなる。
慌てて2001年西宮ワールドの記録を探してみると懐かしいアルバムが見つかる。その中には若かりしころのMatiasの姿(裸姿ばかりで申し訳なし)もくっきり。
2001年西宮での出会い、2013年イタリア・ガルダでの出会い、本2020年Scuttlebutt Sailing Newsの記事と、まさに10年置きの遭遇である。そしていままさに働き盛りの彼の姿をこのような形で見ることができるのは万感の思いである。今後の益々の活躍を祈念するとともに、明年に延期された東京オリンピックでの再会を願っている。

X20190614__ior_12574_jpg_pagespeed_ic_wz参考記事:
Mirabaud Yacht Racing Image Photographic Contest :

The ‘Mirabaud Yacht Racing Image’ is a yearly photographic contest and exhibition. It seeks to recognise the very best yacht racing image taken during the year, that best represents the essence and excitement of yacht racing as a sport.
The contest is open to professional yacht racing photographers from all over the world. https://www.yachtracingimage.com/contest/about.html
https://www.yachtracingimage.com/photographers/capizzanomatias-1.html
(Mirabaud Yacht Racing Image 入選作:
写真左2019年, 写真右上2018年)

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